外貌醜状


(1)外貌醜状障害

事故に遭い外傷を負った場合に、傷跡が残ることはよくあります。
そこで、後遺症外等級表においても事故により傷跡が残った場合の等級を定めています。

外貌醜状の後遺障害等級グラフ

059176「外貌」とは、頭部、顔面部、頚部のように、上肢及び下肢以外で日常露出する部分のことです。

「著しい醜状」とは、原則として、次のいずれかに該当する場合で、人目につく程度以上のものをいいます。
・頭部は、手のひら大(指の部分は含みません)以上の瘢痕が残ること、又は、頭蓋骨の手のひら大以上の欠損。
・顔面部は、鶏卵大以上の瘢痕、又は、10円銅貨大以上の組織の陥没。

「相当程度の醜状」とは、原則として、顔面部の長さ5センチメートル以上の線状痕で人目につく程度以上のものをいいます。

単なる「醜状」は、原則として以下のいずれかに該当する場合で、人目につく程度以上のものをいいます。
・頭部では、鶏卵大面以上の瘢痕、又は、頭蓋骨の鶏卵大面以上の欠損
・顔面部では、10円銅貨大以上の瘢痕、又は、長さ3センチメートル以上の瘢痕
・頚部では、鶏卵大面以上の瘢痕

※障害補償の対象となる外貌の醜状とは、人目につく程度以上のものであることが必要ですから、眉毛、頭髪等に隠れる部分については、醜状とは扱われません。

 

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(2)上肢・下肢の醜状障害

 

外貌醜状の後遺障害等級グラフ

「上肢の露出面」とは、上腕部、肩の付け根から指先のことを指します。
「下肢の露出面」は、大腿、足の付け根から足の背部までを指します。

後遺症外等級表には記載されていませんが、手のひらの3倍程度以上を超える瘢痕があれば、特に著しい醜状と判断され、12級相当が認定されます。

また、日常露出しない部位についても、胸部+腹部、背部+臀部の合計面積の4分の1以上の範囲に瘢痕を残すものは、14級が認定されることもあり、また、2分の1以上の瘢痕を残す場合には12級が認定されることもあります。

事故による外貌醜状でお困りの方は、専門家である弁護士にご相談下さい。

 

 


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