交通事故でケガをしましたが、我慢して通院しませんでした。慰謝料は上乗せされませんか?



自動車賠償責任保険の慰謝料は、通院日数が基準となります。
慰謝料の上乗せを希望されるなら、交通事故にくわしい弁護士へ示談を依頼されることをお勧めします。

 

事故の概要

追突のイメージイラストご質問の主婦の方は、信号待ちをしている際、相手自動車に追突され、むちうちを受傷しました。

交通事故の直後に通院をしました後、首に痛みはありましたが、家事やパートが忙しく病院へは行けず、痛みを我慢していました。

交通事故から1か月間後症状固定しました(通院日2日)。保険会社から慰謝料の提示を受けましたが、その慰謝料の金額に不満とのことでした。

 

質問者の提示された慰謝料金額

通院日2日×4200円×2=16800円

 

慰謝料とは

慰謝料とは精神的損害に対する金銭賠償のことです。
交通事故など第三者の故意・過失によってケガを負った場合には、加害者に対して傷害慰謝料を請求することができます。
この傷害慰謝料とは、交通事故等の第三者の加害行為によって負傷し、入通院した場合に発生する損害賠償金です。
ここでいう傷害とは身体的に毀損された場合はもちろんのこと、精神的・心理的な毀損や内部的な疾患を生じた場合も含まれています。

 

慰謝料査定に考慮されること

慰謝料金額の算定にあたっては、
1.被害者側の事情
負傷した部位及びその程度、入通院期間、年齢・性別・職業

2.加害者側の事情
(1)行為の悪質性
(2)事故後の対応など
といった両当事者の事情を総合的に考慮して算出されることになります。

 

保険会社の慰謝料基準

保険会社の慰謝料金額算定の基準としては、自賠責基準、任意保険会社の基準があります。

 

1.自賠責基準

以下の式で算定します
実治療日数×4200×2=傷害慰謝料

 

2任意保険会社の基準

任意保険会社の基準は、任意保険会社の各社が内部的に規定している基準です。

 

裁判基準

日弁連交通事故相談センター東京支部が作成した「民事交通事故訴訟損害賠償額算定基準」(「赤い本」と呼ばれています。)掲載の「入通院慰謝料の算定表」を基準として、事案ごとの個別事情を加味しながら慰謝料金額が算定されています。
通院を我慢すれば、保険会社基準では慰謝料が低くなってしまいます。
また痛みを我慢していたと申告しても、被害者側の事情と判断されにくいかもしれません。
弁護士が慰謝料を算定する際は、裁判基準で算定し、この基準で保険会社と交渉することになります。保険会社の慰謝料基準と比較しても裁判所基準が最も高い水準となります。
保険会社や加害者から提示された慰謝料に納得できない、慰謝料でお悩みの方は、一度弁護士にご相談ください。

当事務所の弁護士は交通事故の圧倒的な解決実績を誇っています。まずは当事務所までお気軽にご相談ください。

 

「慰謝料」についてよくある相談Q&A


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