保険会社から提示された死亡保険金に不満があります。どうすればいいですか?



弁護士が裁判基準に基づけば交渉すれば、死亡時の示談金が増額することもあります。

【相談の概要】-その1-

Aさんの夫(51歳)は、半年前、自家用車を運転中にセンターラインオーバーをした大型トラックと正面衝突し、死亡しました。
その後、加害者の保険会社より示談金の提示がされました。保険会社は、「これが限界です。これ以上は出ません」と計算明細を置いていきました。

 

 

保険会社より提示された死亡示談金

 

逸失利益 年収300万円×(1-0.3)×10.838≒2275万円
慰謝料 1200万円
(本人分350万円、扶養家族妻、子2名 650万円 +200万円)
過失割合 なし
葬儀費 150万円(実費)
合計 3625万円

生活費のイメージ画像Aさんの奥さんは、「自賠責保険でも3000万円でるのに」と保険会社の提示に不満でした。

弁護士が加害者の保険会社の提示額を確認したところ自賠責保険の基準に従った補償しかなされていない状態でした。
そこで、弁護士は裁判基準に基づけば、Aさんの夫は一家の支柱で、その慰謝料は2000万円以上認められるべきであることを保険会社に主張しました。

後日保険会社から以下の提示がありました。

逸失利益 年収300万円×(1-0.3)×10.838≒2275万円
慰謝料 2800万円
(一家の支柱として)
過失割合 なし
葬儀費 150万円(実費)
合計 5225万円

Aさんは、保険会社の態度に不信を持ちつつも、上記金額で円満解決しました。

 

 

 

【相談の概要】-その2-

Bさん(26歳・大卒)は、面接試験の帰りに自転車で青信号に従い横断歩道を直進していたところ、普通乗用車が左折をする際、Bさんに気づかず巻き込んで転倒させた上、左後輪でれき過し、Bさんを死亡させました。Bさん両親が損害賠償請求権を相続しました。

 

その後、加害者の保険会社より示談金の提示がされました。

保険会社より提示された死亡示談金

逸失利益 0円(無職のため)
慰謝料 1300万円
過失割合 なし
合計 1300万円

 

保険会社から提示されました。

Bさんの両親は、交通事故の体験は初めてのことでしたので、提示された金額が妥当なものかを知りたくて、弁護士事務所を訪ねました。

弁護士はBさんの逸失利益が算定されることと裁判基準に基づく慰謝料が認められるべきであることを保険会社に主張しました。
その後、訴訟を提起し、以下の内容で和解が成立いたしました。

 

和解時の死亡示談金

 

逸失利益 3763万円
(年収賃金センサス
435万2200円×(1-0.5)×17.294≒3763万円)
慰謝料 2000万円
過失割合 なし
合計 5763万円

このように保険会社が提示した死亡示談金が、弁護士が交渉に入ることによって多く変更されることがあります。交通事故に強い当事務所弁護士へご相談ください。

「慰謝料」についてよくある相談Q&A


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