重度の後遺障害が残った場合や死亡した場合、公的年金からの給付金があると聞きましたが、どのようなものですか?



交通事故により被害者に重度の後遺障害が残った場合や被害者が死亡した場合、労災保険からの障害年金や遺族年金、国民年金、厚生年金から障害年金や遺族年金が支払われることがあります。

※但し、以下の給付金は、支給金額の限度で損益相殺される場合があります。
損益相殺について、詳しくはこちらをご覧ください

労災保険の給付

 

1. 後遺障害を負った場合 障害に関する年金や一時金が給付されます。

障害に関する年金

保険給付
障害(補償)年金 障害等級1~7級に対して給付されます
障害(補償)一時金 障害等級8~14級に対して給付されます
傷害(補償)
特別給付金
等級に応じて8万円~342万円給付されます

 

2.死亡した場合は遺族に関する年金が支給されます

遺族(補償)給付

保険給付
障害(補償)年金 遺族の人数により変わります
傷害(補償)
特別給付金
300万円給付されます

 

 

国民年金、厚生年金からの給付

 

労災保険とは別に交通事故での被害者に重い後遺障害が残存した場合や被害者が死亡した場合、国民年金、厚生年金から障害年金や遺族年金も給付されます。

 

1.国民年金の障害年金

 

障害基礎年金 後遺障害等級1級または2級に対して給付されます
遺族基礎年金 被害者が死亡した場合に給付されます

 

2.厚生年金の障害年金

  • (1)後遺障害を負った場合

障害に関する年金や一時金が給付されます。

障害厚生年金 障害等級1~3級に対して給付されます
障害基礎年金 障害等級1級または2級に対して給付されます
傷害手当金
(一時金)
障害等級3級より軽度の障害に対して給付されます

 

  • (2)死亡した場合

遺族に関する年金が支給されます。

遺族厚生年金 被害者が死亡した場合に給付されます
遺族基礎年金 被害者が死亡した場合に給付されます

公務員の場合は、共済年金から遺族年金、障害年金が給付されます。

 

減額について

 

厚生年金加入者が業務中に後遺障害を負う交通事故に遭った場合は、労災保険と、厚生年金・国民年金から給付金が支給されます。

ただ、このような併給となる場合、国民年金や厚生年金から公的給付は満額給付されますが、労災からの障害年金や遺族年金が減額されます。

 

減額例

年金のイメージ画像

① 労災の遺族年金と国民年金の遺族基礎年金が併給になる場合

労災の遺族年金給付額が80%に減少
+国民年金遺族基礎年金は満額給付

② 労災の障害年金と国民年金の障害基礎年金が併給になる場合

労災の遺族年金給付額が73%に減少
+国民年金障害基礎年金は満額給付

 

詳しくは交通事故に専門特化した弁護士へご相談ください。

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