誤って徒歩で高速道路に侵入してしまい事故に遭いました。過失割合はどの程度になりますか?



高速道路上の事故で歩行者と車両運転者の基本過失割合は2(自動車)対8(歩行者)となります。
高速道路上の事故は、歩行者より運転者の過失が小さくなります。

高速道路上での事故で歩行者の過失が大きくなる理由

高速道路の画像
高速道路は、自動車や126㏄以上のバイク以外の手段での通行は許可されていません。
そして高速道路へは歩行者や自転車がみだりに侵入することも許されていません。

したがって、歩行者や自転車が高速道路を通行することを自動車の運転者は予期していません。

そのため、高速道路上での歩行者と車両との事故があった場合、歩行者の過失が大きくなるのです。

もっとも、歩行者の存在を予期できなかったとしても、昼間であれば自動車運転者が歩行者を発見するのは困難でないため、事故が起こった場合前方不注視またはハンドル・ブレーキ操作の不適切等の安全運転義務違反(道路交通法70条)があるとして、車両にも過失があるとされます。

基本過失割合

 

1.高速道路に侵入した歩行者との事故

高速道路に侵入した歩行者との事故

歩行者 自動車
バイク
基本過失割合 80 20

以下のような事情がある場合には、過失割合が修正されます。

歩行者の過失に加算される修正要素
なし歩行者の過失に減算される修正要素
自動車・バイクの著しい過失、自動車・バイクの重過失

 

 

2.駐停車車両の近辺にいる歩行者や工事関係者との事故

故障のため駐停車している車両の乗員や高速道路工事関係者と通行車両との事故の過失割合です。
故障のため駐停車している車両の乗員や高速道路工事関係者と通行車両との事故の過失割合です。

歩行者 自動車
バイク
基本過失割合 40 60

以下のような事情がある場合には、過失割合が修正されます。

歩行者の過失に加算される修正要素
視認不良、歩行者の著しい過失、歩行者の重過失歩行者の過失に減算される修正要素
歩行者の停止表示器材設置、自動車・バイクの著しい過失、自動車・バイクの重過失

 

 

一般道路での歩行者との事故

 

一般道路での歩行者との事故

歩行者 車両
基本過失割合 20 80

以下のような事情がある場合には、過失割合が修正されます。

歩行者の過失に加算される修正要素
夜間、幹線道路、直前直後横断、佇立・後退・横断禁止の規制あり

歩行者の過失に減算される修正要素
住宅街・商店街、児童・高齢者、幼児・身障者等、集団横断、車両の著しい過失・重過失、歩行者道の区別

上記の過失割合は、あくまで目安です。
過失割合は、当該事故のすべての事情を総合して判断されることになるので、上記割合と異なる割合になることもあります。

詳しくは交通事故専門の弁護士までご相談ください。
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