横断歩道付近での歩行者と車両の交通事故の場合、過失割合はどうなりますか?



交通事故のイラスト横断歩道外での歩行者と自動車・バイクの交通事故の過失割合を教えてください。

  1. 交通事故専門の弁護士が解説いたします。
  2. 歩行者は横断歩道がある道路を横断する場合は、横断歩道を渡らなければなりません。
    横断歩道を渡らずに、自動車・バイクとの事故になった場合は歩行者にも過失が生じます。

 

信号機のある横断歩道直近での交通事故

ポイントを解説する男性のイメージイラスト
横断歩道の直近とは、片側2車線ある幹線道路で横断歩道の端から外側10m以内、そのほかの道路では5m以内をいいます。

 

1.横断歩道通過後の自動車・バイクと歩行者の交通事故

 

歩行者 自動車
バイク
歩行者青信号で横断
自動車・バイク赤信号で進入
5 95
歩行者黄信号で横断
自動車・バイク赤信号で進入
15 85
歩行者赤信号で横断
自動車・バイク赤信号で進入
25 75
歩行者赤信号で横断
自動車・バイク黄信号で進入
50 50
歩行者赤信号で横断
自動車・バイク青信号で進入
70 30

以下のような事情がある場合には、過失割合が修正されます。

歩行者の過失に加算される修正要素
夜間、幹線道路、横断禁止の規制、直前直後横断・佇立・後退

歩行者の過失に減算される修正要素
住宅街・商店街、児童・高齢者、幼児・身体障害者等、集団横断、車の著しい過失・重過失、歩車道の区別なし

 

2.信号機のある横断歩道手前での交通事故

 

歩行者 自動車
バイク
歩行者青信号で横断
自動車・バイク赤信号で進入
10 90
歩行者黄信号で横断
自動車・バイク赤信号で進入
20 80
歩行者赤信号で横断
自動車・バイク赤信号で進入
30 70
歩行者赤信号で横断
自動車・バイク黄信号で進入
50 50
歩行者赤信号で横断
自動車・バイク青信号で進入
70 30

以下のような事情がある場合には、過失割合が修正されます。

歩行者の過失に加算される修正要素
夜間、幹線道路、横断禁止の規制、直前直後横断・佇立・後退

歩行者の過失に減算される修正要素
住宅街・商店街、児童・高齢者、幼児・身体障害者等、集団横断、自動車・バイクの著しい過失・重過失、歩車道の区別なし

 

信号機の設置されていない横断歩道手前での交通事故

 

歩行者 自動車
バイク
歩行者と
自動車・バイクとの
交通事故
30 70

以下のような事情がある場合には、過失割合が修正されます。

歩行者の過失に加算される修正要素
夜間、幹線道路、横断禁止の規制、直前直後横断・佇立・後退

歩行者の過失に減算される修正要素
住宅街・商店街、児童・高齢者、幼児・身体障害者等、集団横断、自動車・バイクの著しい過失・重過失、歩車道の区別なし

 

 

横断歩道のない交差点、その直近での交通事故

歩行者のイラスト
幹線道路など交通量の多い道路を横断する場合、歩行者にも左右の安全を確認する重い義務があります。
また横断禁止などの規制をされる道路が前提となっています。

歩行者 自動車
バイク
歩行者と
直進自動車・バイクとの
交通事故
20 80
歩行者と
右左折自動車・バイクとの
交通事故
10 90
狭路における
歩行者と自動車・バイクとの
交通事故
10 90
優先関係のない
交差点における交通事故
15 85

以下のような事情がある場合には、過失割合が修正されます。

歩行者の過失に加算される修正要素
夜間、幹線道路、横断禁止の規制、直前直後横断・佇立・後退

歩行者の過失に減算される修正要素
住宅街・商店街、児童・高齢者、幼児・身体障害者等、集団横断、自動車・バイクの著しい過失・重過失、歩車道の区別なし

 

 

横断歩道のない場所や交差点以外での横断事故

通常の道路での横断事故によくみられる例です。

歩行者 自動車
バイク
横断歩道によらない
横断事故
20 80

以下のような事情がある場合には、過失割合が修正されます。

歩行者の過失に加算される修正要素
夜間、幹線道路、横断禁止の規制、直前直後横断・佇立・後退

歩行者の過失に減算される修正要素
住宅街・商店街、児童・高齢者、幼児・身体障害者等、集団横断、車の著しい過失・重過失、歩車道の区別なし

ポイントを解説する男性のイメージイラスト

上記の過失割合は、あくまで目安です。
過失割合は、当該事故のすべての事情を総合して判断されることになるので、上記割合と異なる割合になることもあります。

過失割合の算出については、交通事故専門の弁護士にご相談ください。

弁護士への無料相談はこちらから

 

「過失割合」についてよくある相談Q&A


[ 交通事故Q&A一覧に戻る ]