頸髄損傷とはどのような怪我でしょうか。後遺障害に該当しますか?



背骨のイラスト頸髄損傷は、背骨である頚椎の中にある頸髄が損傷し、手足の麻痺などの神経障害のある怪我です。

後遺障害は1級1号から12級13号までに該当する可能性があります。

頸髄損傷とは

悩む男女のイラスト頸髄損傷とは、外力によって背骨である頚椎の中にある頸髄が損傷することで発症する傷病です。
症状は損傷した高位によって変わります。

 

原因

追突のイメージイラスト交通事故や高所からの転落による受傷が多くみられます。

 

麻痺の分類

臨床的には以下に分類されています。

完全麻痺と不全麻痺

麻痺の程度による違いです。

医師の説明のイラスト・完全麻痺
感覚、運動機能、深部反射が完全に、持続的に消失した状態です。

・不全麻痺
髄節支配域に感覚、運動機能、深部反射が部分的に残存している状態です。

 

四肢麻痺

頸髄損傷の場合は、四肢麻痺(手足の麻痺)が発生します。
四肢麻痺は、頸髄損傷により四肢の感覚、運動機能に障害が生じたか、消失した場合です。

 

損傷高位別の特徴

頚節は最上位をC1、最下位をC8と言います。頚節の数は8つあります。

C1~3頚節の損傷

最上位の頚節から3番目までの頚節が損傷した場合は死亡に至ることがあります。

C4以下の損傷

4番目以下の頚節が損傷した場合、四肢の完全麻痺と、胸郭の運動障害による呼吸障害が発生します。

C5以下の損傷

四肢麻痺を後遺障害として残します。

 

頸髄損傷の診断

MRIイメージイラストMRIによって頸髄の損傷状態をとらえ、同時に予後を推定します。

急性期は頸髄の出血を示唆する情報、慢性期は軟化や嚢腫を示す情報が重要になってきます。

 

治療方法

 

頚椎の骨折を伴う頸髄損傷

頚椎の骨折を伴う頸髄損傷で完全麻痺の場合は、回復の見込みはありません。

褥瘡(じゅくそう)の予防と残存した能力で日常生活を送れるようになるリハビリテーションを実施します。
症状固定まで2年くらいが目途です。

頚椎の骨折を伴わない頸髄損傷

頚椎の骨折を伴わない頸髄損傷は、外固定で自然回復を待ちます。
受傷から6か月を過ぎて上肢下肢に麻痺を残す場合、後遺症として残存します。

 

後遺障害等級

説明する医師のイラスト完全麻痺で回復の見込みのない場合、別表1 1級1号に該当します。

また、不全麻痺の場合は、神経系統の障害として症状の程度に応じて2級1号、3級3号、5級2号、7級4号、9級10号、12級13号に該当します。

 

予後

介護をする女性のイメージイラスト軽度の頸髄損傷の場合、家屋の改造や車いすの使用で日常生活を送れます。

重度の頸髄損傷の場合、自宅での療養は困難となります。
また合併症により早期に死亡する例が多く見受けられます。

頚髄を損傷した場合、重度の後遺障害が残存してしまう可能性がありますので、適切な補償を受けるためには専門家の弁護士に相談することをお勧めします。
当事務所にご相談いただければ、後遺障害申請を多数行っている交通事故専門の弁護士が対応いたします。

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