交通事故により骨折などの重傷を負ってしまい後遺症が残った場合、慰謝料金額は増額されるのですか?



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交通事故により傷害を負った場合には、まず傷害慰謝料が発生します。

 

傷害慰謝料は、「民事交通事故訴訟損害賠償額算定基準」(「赤い本」と呼ばれています。)掲載の「入通院慰謝料の算定表」を基準として算定されますが、傷害の部位、程度によっては、算定表の金額を20~30%増額される場合もあります。

 

また、生死が危ぶまれるような状態が継続した場合や、麻酔なしでの手術など極度の苦痛を被った場合、手術を繰り返したような場合には、入通院期間に関わらず、別途慰謝料が増額される場合もあります。

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次に、交通事故により骨折等の重傷を負った場合には、後遺障害が残存してしまう可能性があります。後遺障害が残存した場合には、別途に後遺障害慰謝料が発生することになります。

ここで注意が必要なのは、ここでいうところの「後遺障害」は、一般的によく耳にする「後遺症」とは異なるということです。

 

単に交通事故により負傷し、何らかの機能障害や神経症状が残存したとしても、その全ての場合に後遺障害慰謝料が発生するわけではありません。

 

後遺障害慰謝料を請求するには、事故により残存した機能障害や神経症状が自賠法施行令によって定められている後遺障害等級に該当するか、あるいは、裁判において後遺障害として認定されることが必要となります。

 

 

このように、交通事故より重傷を負った場合、傷害慰謝料が増額される場合もあり、別途に後遺障害慰謝料を請求することができる場合もあります。

もっとも、適切な後遺障害等級を得るには専門的な知識が必要になりますし、保険会社の担当者も交渉のプロですから、自力で交渉して慰謝料金額を増額するには限界があります。

保険会社の慰謝料提示金額に不満がある方や、これから慰謝料を請求されようとしている方は、1度専門の交通事故にくわしい弁護士の意見を聞かれることをお勧めします。

 

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