事故後から目のピントが合いづらく、文字が見にくいのですが、後遺障害に該当しますか?



9c53d549c94687ff840a103f0e530087_s

事故により頭部や目を負傷した場合、目の焦点が合わせづらくなる場合があります。

このように、目の調節機能に障害が生じた場合には、下表の後遺障害等級に該当する可能性があります。

目の後遺障害等級グラフ

「眼球に著しい調節機能障害を残すもの」とは、眼球の調節力が通常の場合の2分の1以下になった場合です。

ここでいう調節力は、ジオプトリ(D)という単位で表されており、検査には、アコモドポリレコーダーという装置が用いられます。

眼球の調節力は、下表のように加齢によって徐々に弱くなっていきます。

年齢 15 20 25 30 35 40 45 50 55 60 65
調整力(D) 9.7 9.0 7.6 6.3 5.3 4.4 3.1 2.2 1.5 1.35 1.3

調節力が2分の1以下に減じているかどうかの判断は、被災した目が1眼のみであって、被災していない目の調節力に異常がない場合には、両眼の比較によって判断されることになります。

両目が被災した場合や、被災した目が1眼のみであっても被災していない眼の調節力に異常が認められる場合には、上記表の年齢別の調節力値との比較によって判断されます。

ただし、1.5D以下の場合には、実質的な調節力を失っているとされます。したがって、被害者の方が55歳以上の場合には、後遺障害等級認定の対象になりません。

目の調節力機能障害では、事故との因果関係が争われることが多いです。

また、目の調節力に異常があったとしても、被害者が眼鏡を使用することで日常生活に不都合が生じない場合には、労働能力喪失率について、後遺障害等級表の基準よりも低い喪失率を認定した裁判例があります。(東京地判平成元年8月22年)。

このように、目に調節機能障害を生じた場合には、それ自体の立証はもちろんのこと、労働能力が喪失していることや喪失期間についてもしっかりと主張立証していく必要があります。

目の調節機能障害でお困りの方は専門の弁護士にご相談することをお勧めします。

 

関連記事:目の後遺症事故で目を負傷して視力が落ちたのですが、後遺障害に該当することはありますか?

 

 

あわせて読みたい関連記事

■ 当事務所の解決事例

■ 無料相談の流れ

※※※損害賠償金無料診断サービス実施中!!※※※


「後遺障害」についてよくある相談Q&A

よくあるQ&A一覧



0120-783-645