自賠責保険金が支払われないことや保険金額が減らされることはあるのでしょうか?



あります。

解説する男性のイメージイラスト自賠責保険は被害者を救済する目的の保険です。

被害者の自損事故、加害者に過失がない事故、保険請求権が時効で消滅した場合、自賠責保険金は支払われません。

また、被害者の過失割合が7割を超えるとき、支払われる保険金が減額されます。

 

1.自賠責保険金の支払われる条件

自賠責保険は、以下の(1)(2)を満たしたとき支払われます。

 

(1)自動車の運行によって他人を死傷させたとき

‰~‚Ì•¶Žšƒx[ƒXたとえば、
①自動車の走行中の事故
②停車中の自動車のドアの開閉が原因での事故
③駐車しようとしているさなかの事故
④クレーン車でのクレーン作業、ダンプカーの荷卸し中の事故
のときです。

 

(2)加害者が法律上(人身事故の)損害賠償責任を負う場合

099814ちなみに加害者となりうるのは、
①事故を起こした運転手
②事故を起こした運転手の使用者
③運行供用者
です。

 

 

2.自賠責保険金の支払われないとき

次のいずれかに該当すれば、自賠責保険は支払われません。

 

(1)加害者に責任がない場合

①自動車の運行中に関し注意を怠らなかったこと
②被害者または運転手以外の第三者に故意または過失があったこと
③自動車に構造上の欠陥または機能の障害がなかったこと
①~③について、加害者による証明が必要となります。

(2)自損事故により運転手自らが死傷した場合

(3)被害者の死傷が自動車の運行と関係のない場合

たとえば、駐車中の車両に歩行者が衝突して死傷した場合です。

(4)被害者が「他人」でない場合

たとえば、他の人が運転する自分の車に同乗中所有者が怪我をした場合。

(5)保険請求権が時効により消滅した場合

ab4d85c7adc69bc96c439b2d0e3372c4_s保険請求権にも時効があります。
加害者請求は、被害者に賠償金を支払ったときから3年。

被害者請求は、
・傷害の場合事故発生時より3年
・後遺障害の場合は症状固定時より3年
・死亡の場合は死亡時より3年
※平成22年3月31日以前の事故の関しては、いずれの場合も2年で時効となります。

 

 

3.自賠責保険金が減額されるとき

事故の過失割合において、被害者の過失が7割以上の場合、自賠責保険金が減額されます。

 

死亡・後遺障害に関する保険金について

7割以下の場合 減額なし
7割以上8割未満の場合 2割減額
8割以上9割未満の場合 3割減額

傷害に保険金は、7割以上の過失で一律2割減額となります。9割以上10割未満の場合 5割減額

 

4.最後に

弁護士鈴木啓太画像保険を利用するときは「知らなかった」と言って損をしないようにしましょう。

また治療が長引いて、賠償金の請求が遅れることがあります。そのようなときには時効を中断する方法もあります。時効の中断や減額に不服がある場合、専門家である弁護士に相談されてはいかがでしょうか。

 

 

 

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