交通事故で鎖骨骨折をしました。後遺障害について教えてください。



交通事故で肩を上または横から打撲して、鎖骨の中央部を損傷することがあります。

裸になったときに鎖骨の変形が

欠損が明らかな場合は12級5号、
痛みが残っている場合は14級9号、
肩関節の可動域に制限のある場合は、10級10号または12級6号

に認定される可能性があります。

 

1. 鎖骨骨折の発生原因を教えてください。

バイク事故のイメージイラスト鎖骨骨折は、自動車とバイク・自転車の交通事故で多く発生しています。

自転車やバイクから転倒したときに、肩を上または横から打撲して、鎖骨の中央部を損傷することが多いです。

 

2.どのような症状がでますか?

・骨折した箇所の痛み。
・皮下出血
・腕の運動痛

これらの症状が発症します。

 

3. どのような方法で鎖骨骨折の診断をされていますか?

レントゲンのイラスト鎖骨の骨折は、単純X線画像で診断されています。

 

4.鎖骨骨折には合併症があるのですか?

腕神経叢(わんしんけいそう)の損傷が合併することがあります。

血管損傷は稀にしかおこりません。

 

5. 鎖骨骨折にはどのような治療がされていますか?

手術をしない保存療法と手術(観血的整復術)があります。

 

(1)保存療法

保存療法を選択するのは、偽関節の発症が少ないためです。
6~8週間くらい鎖骨バンドで固定します。

(2)手術(観血的整復術)

手術のイメージイラスト・転位(骨のズレ)が大きい場合
・骨折した鎖骨が皮膚を突き上げている場合
・腕神経叢の圧迫症状がある場合

観血的整復をします。

 

6.鎖骨骨折で認定される後遺障害等級を教えて下さい。

変形障害と肩関節の可動域制限による後遺障害認定があります。

(1)変形障害による後遺障害

鎖骨の後遺障害は、骨折が原因で鎖骨が変形したとき、認定されます。
具体的には、裸になったとき、鎖骨の変形が明らかな場合、「著しい変形」として12級5号に認定されます。
なお、単純X線画像で変形が確認できるが、裸になったときにわからなければ12級5号に該当しません。
疼痛が残っている場合は14級9号に認定される可能性があります。

(2)肩関節の可動域制限による後遺障害

鎖骨は、上肢と体幹の距離を取る役割と肩関節の動きを助ける役割もあります。
そのため、治癒後肩関節の可動域が制限される場合があります。
健側(骨折のなかった、正常な側)と比べて可動域が

・1/2以下に制限されていたら10級10号
・3/4以下に制限されていたら12級6号

に認定される可能性があります。

交通事故で鎖骨骨折を負った方は、一度弁護士にご相談ください。

 

 

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