足関節果部骨折とはどういうケガですか?後遺障害はどうなりますか?



足のケガのイメージ画像交通事故で、体重をかけた状態で、足首にねじる力が加わると、足首のくるぶしを骨折することがあります。この足首のくるぶしの骨折のことを、骨折足関節果部骨折(そくかんせつかぶこっせつ)といいます。骨折だけでなく、足首の靭帯の損傷が合併することがあるため、足首の運動機能に障害を残存する可能性が高いケガです。

 

1. 足関節果部とはなんですか?

足首の骨のイメージイラスト足関節とは足首のことです。膝から足首にかけて脛骨と腓骨があります。

足の小指側にあるくるぶしを外果、親指側のくるぶしを内果といいます。

外果と内果が足首の関節窩(ほぞ穴)をつくり、足関節を形作ります。

 

2. 足関節果部骨折の発生原因を教えてください。

足のケガのイメージイラスト交通事故などで、体重をかけた状態で、足首にねじる力が加わると骨折が生じます。

発生頻度が多い骨折の1つと言われています。

 

3. 足関節果部骨折の症状はどんな症状ですか?

足のケガのイメージイラスト足首周辺に痛み、腫れ、変形、皮下出血があります。

また脛骨と腓骨を安定性する靭帯が骨折時、損傷することがあります。

 

4. 足関節果部骨折の診断方法を教えてください。

骨のズレ(転位)を見るため、単純X線撮影の画像で診断しています。

 

 

5. 足関節果部骨折の治療方法はどのような方法ですか?

転位が少ないか大きいかで保存療法か手術療法が実施されます。

(1)保存療法

骨のズレ(転位)が少ないものはギプスで固定する保存療法を行っています。
固定から2週間くらいから歩行訓練を始めています。
ギプスでの固定は約8週間のようです。

(2)手術

転位が大きいもの、腓骨靭帯の損傷のあるものには手術を行います。
外果に対してはスクリューかプレートで、内果に対してはスクリューかピンとワイヤーで内固定します。
靭帯は縫合します。

 

6. 足関節果部骨折の合併症について教えてください。

予後、足関節機能は不良であることが多く、反射性交感神経性ジストロフィー(RSD)、尖足拘縮、腓骨神経麻痺、足根管症候群の合併症が発生することがあります。

 

 

7. 足関節果部骨折の後遺障害について教えてください。

足関節の可動域に制限が残存した場合、

・健側(怪我をしていない側の足関節)と比べ1/2以下に制限されているなら、10級11号
・健側(怪我をしていない側の足関節)と比べ3/4以下に制限されているなら、12級7号

に該当する可能性があります。

足指に機能障害が残存する場合もあります。

骨折による痛みが残存した場合は、12級12号または14級9号に該当する可能性があります。

 

7.最後に

入院のイメージ画像足関節果部骨折は、高齢者や固定によって安定性が得られない場合、入院となります。

多くは通院での治療となります。しかし、骨折だけでなく靭帯の損傷も合併するため足関節の機能障害の残存する確率が高い傷病です。

予後の対応を検討するためにも、交通事故、後遺障害に強い当事務所の弁護士へご相談ください。

 

 

「後遺障害」についてよくある相談Q&A


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