解決事例

後遺障害14級に認定され、示談交渉で裁判基準の賠償を獲得したK(70代女性)の事例


※実際の事例を題材としておりますが、事件の特定ができないようにイニシャル及び内容を編集しております。
なお、あくまで参考例であり、事案によって解決内容は異なります。

ご相談者Kさん
(福岡市博多区)


受傷部位左鎖骨(左鎖骨骨幹部骨折)
等級14級9号
ご依頼後取得した金額
約370万円

内訳


損害項目 弁護士によるサポート結果
傷害慰謝料 約175万円
後遺障害慰謝料 110万円
後遺障害逸失利益 80万円(喪失期間5年:喪失率5%)
休業損害 90万円
過失相殺 15%
結果 約370万円

 

状況

解説図Kさんは、徒歩で横断歩道のない道路を横断しようとして、右方から直進してきた自動車に衝突されました。

事故直後、Kさんは意識を失っており緊急搬送されました。幸い脳外傷はなかったものの、左鎖骨骨幹骨折などの重傷を負いました。

Kさんは事故後、2週間程度入院した後、整形外科にリハビリ通院を継続し、約1年2カ月を経過したところで症状固定となりました。

Kさんやご家族は、賠償金額がどの程度になるのか、後遺障害とは、どのようなものなのか疑問があったため、当事務所まで相談に来られました。

 

弁護士の関わり

鎖骨負傷Kさんの家族がご相談に来られた時点で、すでにKさんは症状固定していました。

ご家族は後遺障害を申請すべきかどうかも悩まれており、見通しを知りたいとのことでした。

そこで、弁護士は、Kさんの診断書と診療報酬明細を相手方保険会社から取り寄せ内容を精査したところ、骨折の癒合は良好でしたが、Kさんが一貫して骨折部の痛みを訴えていることが分かりました。

その他の事情も踏まえて、後遺障害に該当する可能性があると判断した弁護士は、Kさんに説明して、後遺障害をする方向で方針を決めました。

後遺障害を申請するには後遺障害診断書が必要となります。

本件でも、主治医に後遺障害診断書を作成してもらったのですが、自覚症状を記載する欄に、特になし、と記載されていました。

このままでは、骨折部の痛みの部分について、審査すらしてもらえない可能性がありますので、すぐにKさんに確認したところ、骨折部に痛みは残っているとのことでした。

そこで、Kさんに再度、主治医に自覚症状の説明をしてもらい正しい内容に修正してもらいました。

その後、弁護士において、後遺障害申請に必要な資料を集め、後遺障害申請をしたところ、骨折部について14級9号の認定を受けることができました。

この認定を前提に、弁護士において賠償額を計算し、相手方保険会社に損害賠償請求を行いました。

相手方は、傷害慰謝料と後遺傷害慰謝料については裁判基準の100%の回答でした。

しかし、後遺障害逸失利益の労働能力喪失期間を3年とし、Kさんの過失割合を20%としていました。

弁護士は、後遺障害逸失利益の部分については、現状残存しているKさんの症状が3年で治まるとは考えられず、少なくとも5年間は残存することを説明しました。

また、過失割合に関してもKさんが高齢であり過失割合が修正されるべきことなどを主張しました。

その結果、後遺障害逸失利益の労働能力喪失期間は5年となり、Kさんの過失割合も15%で合意することができました。

最終的には、全ての項目において裁判基準100%で解決することができました。

 

補足

後遺障害申請前に、専門家に後遺障害診断書をチェックしてもらうことは極めて重要です。事実と異なることが記載されていたり、必要な検査が漏れているようなケースもあるのです

当事務所では、交通事故実務に精通した弁護士が相談に対応させて頂き、後遺障害申請前に後遺障害診断書をチェックしています。

後遺障害申請でお悩みの方は、当事務所までお気軽にご相談ください。

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