弁護士コラム

日常生活のトラブルに弁護士費用特約?


弁護士特約とは

「弁護士費用特約」という自動車保険等に付帯されている保険の特約をご存知でしょうか。

 

自動車保険における弁護士費用特約は、自動車に関わる人身被害事故や物損事故に遭った場合、その被害弁償について弁護士に相談するときの相談料や、交渉を依頼した場合の弁護士費用が支払われるという特約です。

基本的に、費用の全額が保険会社から支払われるので、自己負担は生じません。
また、この特約を使用したとしても保険料の等級は変わりません。

 

一般的に、交通事故の示談交渉に弁護士が介入した場合には、示談金額が上がることがほとんどであり、保険会社との交渉もすべて弁護士に任せることができます。したがって、お昼の忙しい時間帯に保険会社の電話対応をする必要もなくなります。
このように、弁護士費用特約に加入されている方が、交通事故に遭った場合には、基本的にメリットしかありませんので、示談交渉にあたっては、弁護士に交渉を任せることをお勧めしています。

これまで、弁護士費用が補償される保険としては、上記のような自動車保険の弁護士費用特約が代表的なものでしたが、某大手保険会社が、平成27年12月から、日常生活における法的トラブルを解決するための弁護士費用を補償する新たな保険商品の販売を開始しました。

契約形態としては、企業等を契約者とする団体契約で、その団体の構成員が加入することができるというものです。

補償の対象は、「被害事故」、「借地・借家」、「遺産分割調停」、「離婚調停」、「人格権侵害」、「労働」に関するトラブルが対象となっており、日常生活の法的トラブルが対象となっています。
支払われる保険の種類は、法律相談費用や弁護士に委任を行うときに負担した費用が支払われます。ただし、自動車保険の弁護士費用特約と異なり、費用の全額が支払われるわけではなく、一部自己負担が発生する場合もありますので注意が必要です。(契約形態にもよりますが10%程度)

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