よくある相談Q&A

現在治療を受けている医師に不安を感じます。通院先を変えたいのですが、変更できますか?



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治療費は保険会社が負担してくれるものですが、治療先を選ぶのは被害者の権利です。よって、被害者は治療先を変更することできます。

 

治療先を変更する理由

 

被害者が治療を開始したものの、

1.傷病の症状が改善しない
2.医師の診察や治療に不安を感じた
3.通院先が自宅や勤務先から遠く、診療時間内に治療を受けられない

被害者にとって、治療に集中することは大切なことです。
例えば、「医師が忙しいそうでまともに診察してくれない」、「親身になってくれない」など医師への不満を持ち、通院先から足が遠のいてしまうことになり、症状が残っているのに保険会社から治療の打ち切られることになりかねません。
そこで、このような場合、治療先を変更したほうがよいといえます。

 

 

転医をするための注意点

 

1.保険会社の了承を得ておく

 

病院での治療のイメージ画像治療先を選ぶ権利があったとしても、トラブルを避けるため転医先を保険会社へ伝え治療費の支払い・請求に関して了承を得ておいたほうがよいでしょう。

「通院先を自宅や勤務先から近いところにしたい」「仕事の都合で診療時間内に治療を受ける病院がいい」という理由ならば、保険会社から拒否することはないでしょう。

診察や治療内容に対する不満から通院先を変更する場合、通院中の病院では十分な治療が受けられなかったことや転医先の特色などを伝えておいたほうがいいでしょう。

なお、転医先によっては事前に保険会社から転院の了承が取れていないと自賠責での治療を拒絶されることがあります。

 

 

2.医師の不満を保険会社に伝えても無駄

 

「医師の愛想がよくない」「親身になってくれない」という不平不満を述べても保険会社が評判のいい病院を紹介してくれることはありません。
保険会社の担当者によっては、「通院先をかえると、保険金が出ない」といわれることがあるようですが、そのような決まりはありません。
しかし、ひんぱんに転医をすると、治療態度を疑われ、支払い手続きの煩雑さから、治療の打ち切りといわれることもあります。
また、治療期間が短いと後遺障害診断書の作成を医師から拒絶される可能性があります。

 

 

3.保険会社が了承しない場合は弁護士に相談する

 

保険会社が了承しなければ転院ができないわけではありません。
ただ、保険会社が病院代・治療費を負担しない、転医先が保険会社の了承のないと受け入れないことになると、ケガの治療が滞ってしまいます。
保険会社が了承しない場合は弁護士にご相談することをおすすめします。

 

 

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